2011年12月31日土曜日

Endlers Hybrid Y-Endlers/Halfblack Red

Endlers Hybrid (Y-Endlers/Halfblack Red)
今回はこの系統の作出の経緯を説明したいと思います。
最初の計画は
1.青い頬の"Halfblack Blue"を作る。
2.ショートテールで赤い頬の"Halfblack Red"を作る。
この二つを並行して作出するのが目的でした。

まずは、"Endlers (Ruby Eye)"のオスと"Halfblack Blue(RRE.A)"のメスの交配でレッドとブルーを出現させました。

Endlers (Ruby Eye)
Endlers Hybrid Y-Endlers X-Halfblack Red
Endlers Hybrid Y-Endlers X-Halfblack  Red  (Rr)
この段階で、エンドラーズ由来の頬の赤が"Rr"の状態でも範囲は狭まるものの赤が発現する事が発覚し、”青い頬の"Halfblack Blue"を作る”計画は失敗に終わりました。

Endlers Hybrid Y-Endlers X-Halfblack Red (RRE.A)
とりあえず、"Halfblack Red(RRE.A)"のメスが余っていたので、"Endlers Hybrid X-Halfblack Red"と掛け合わせて"Endlers Hybrid X-Halfblack Red (RRE.A)"も作りました。
気分が変わったところで、今後の方針の練りなおしです。

もう一つの目的である「ョートテールで赤い頬の"Halfblack Red"を作る」を目指した交配を開始です。

1.X染色体の"Halfblack"をYに転座させる事を目標にした交配
"Endlers Hybrid X-Halfblack Red"のオス × "Endlers"のメス
2.常染色体の"Roundtail"を使用する事によって"Roundtail"にする交配 
"Endlers Hybrid X-Halfblack Red"のオス × "X-Filigran(Round)"のメス

この二つの方法を同時進行で実施しました。

1."Endlers Hybrid X-Halfblack Red"のオス × "Endlers"のメス
この交配では結局、"Y-Halfblack Red"は出現せず、失敗に終わりました。

2."Endlers Hybrid X-Halfblack Red"のオス × "X-Filigran(Roundtail)"のメス
この交配では"Roundtail"にはなりましたが、色彩があまり鮮やかではなく通常の"Roundtail Guppy"の様な魚になってしまい、"Hybrid"らしい鮮やかさはありませんでした。
しかし、この交配のF1の中に"Halfblack"のオスが一匹いる事に気付きました。

Endlers Hybrid (Y-Endlers/Halfblack Red : X-Filigran)
もしかしたら"Y-Halfblack"なのではないだろうかと思い、"Endlers"のメスと交配して検定してみたところ、全てのオスがショートテールの"Halfblack Red"となりました。
狙って交配した方が失敗して、予備の交配の方で成功するとは皮肉なものです。
しかし、結果として"Endlers Hybrid (Y-Halfblack Red)"という系統が新たに加わった事は本当に嬉しい事でした。

2011年12月30日金曜日

Endlers Hybrid Y-Endlers X-HalfTuxedo

Endlers Hybrid Y-Endlers X-HalfTuxedo
Endlers Hybrid Y-Endlers X-HalfTuxedo

Endlers (Ruby Eye)
Half Tuxedo
この系統は"Endlers (Ruby Eye)"のオスと"Half Tuxedo"のメスとの交配から始めた系統です。
Y型の作出も狙ってX染色体の"Half Tuxedo"を転座させてみましたが、頬の赤が遺伝せず失敗に終りました。

Endlers Hybrid Y-Endlers/Half Tuxedo
しかし転座によって生じる表現は必ずしも同じではないので、来年も再挑戦する予定でいます。

2011年12月29日木曜日

Endlers Hybrid Y-Endlers/Japanblue X-Filigran

Endlers Hybrid Y-Endlers/Japanblue X-Filigran

Endlers Hybrid Y-Endlers/Japanblue
Filigran Roundtail
"Endlers Hybrid Y-Endlers/Japanblue X-Filigran"は"Endlers Hybrid Y-Endlers/Japanblue" と"Filigran Roundtail"の交配から開始した系統です。

Endlers Hybrid Y-Endlers/Japanblue X-Filigran (Roundtail)
当初は常染色体のラウンド因子をホモで揃えた系統を創りましたが、現在はラウンド因子を抜いています。

Endlers Hybrid Y-Endlers/Japanblue X-Filigran
このようなX染色体がグッピー由来のハイブリッドは、エンドラーズのような鮮やかな発色を目指すには時間が掛かります。
現在は玉石混淆な状態ですので、系統としての安定するのにはまだ時間が掛かりそうです。

2011年12月28日水曜日

Endlers Hybrid Y-Endlers/Japanblue

Endlers Hybrid Y-Endlers/Japanblue

Endlers Laguna de Patos (Orange)
 この系統は"Endlers Laguna de Patos (Orange)"のオスと"X-Japanblue"のメスの交配から始めました。

Endlers Hybrid Y-Laguna de Patos (Orange) : X-Japanblue
その後、”Endlers Hybrid Y-Laguna de Patos (Orange) : X-Japanblue”のオスと"Endlers Laguna de Patos (Orange)"のメスを交配しました。
多数の稚魚の中から1匹だけ出現した生まれた"Y-Endlers/Japanblue"のオスがこの系統の元になっています。

Endlers Hybrid Y-Endlers/Japanblue  
当初はあまり鮮やかな色彩ではありませんでしたが、何度も"Endlers Laguna de Patos (Orange)"のメスを交配するにつれて次第に鮮やかな色彩へと変わってきました。

Endlers Hybrid Y-Endlers/Japanblue(TypeⅡ)
この個体は"Endlers Laguna de los Patos 2004 (Classical Green)"のメスをに使用していた時期に出現しました。
数世代維持してみましたが、背鰭の発色や形状は変わりませんでした。
恐らく (Classical Green)のメスのX染色体から"Laguna de Patos (Orange)"のY染色体に背鰭の情報が転座したものと思われます。
この個体の出現と"Laguna de Patos (Orange)"でこのような背鰭が出現しないという事実は、"Laguna de Patos (Orange)"のメスのX染色体にはY染色体と同様に背鰭の情報が存在する可能性があるのではないかと私は考えています。

2011年12月27日火曜日

Endlers Hybrid X-Japanblue Mix

Endlers Hybrid X-Japanblue Mix

"X-Japanblue"の"Endlers Hybrid"のミックス水槽です。
X染色体は"Japanblue"で揃えていますが、Y染色体は4タイプが混在しています。
使用したオスの系統は以下の通りです。

Endlers (Ruby Eye)
Endlers Laguna de Patos  (Orange)
Endlers Hybrid (YellowTiger)
Endlers Hybrid Y-(Endlers/Halfblack Red)
この4品種の中で"Endlers Hybrid Y-(Endlers/Halfblack Red)"を使用したタイプについては、まだ幼魚ですので発色のピークは数ヶ月先の事になるでしょう。

2011年12月26日月曜日

Endlers Hybrid Scarlet (Original Strain)

Endlers Hybrid Scarlet (Original Strain)
Endlers Hybrid Scarlet (Original Strain)

Endlers (Ruby Eye)
Endlers (Orange)
この動画の”Original Strain”の系統はEndlers (Ruby Eye)のオスとEndlers (Orange)のメスの交配から生まれたF1です。
現在、再度Endlers (Orange)のメスと掛け合わせたF1が発色し始めたところです。
Endlers (Orange)については購入して間もない系統で現在は維持していない為、詳しい遺伝子構成については不明です。

2011年12月25日日曜日

Endlers Laguna de los Patos 2004 (Classical Green)

Endlers Laguna de los Patos 2004 (Classical Green)
Endlers Laguna de los Patos 2004 (Classical Green) 

2004年に採取されたエンドラーズの原種で4年ほど前から維持しています。
ボディの表層を側線に沿って覆うメタリックなグリーンが特徴的な系統で、一般的によく見られる品種とは違った魅力があります。
この表層のグリーンはY染色体に連鎖していますが、下地の色彩や発色範囲の差異によって個体差はあります。